最近は本ばかり読んでいる。
しかも乱読。きちんと読み切れないまま、次を読んだりまた戻ったり。
通勤時小川洋子さんと河合隼雄さんの対談集。
「生きるとは、自分の物語をつくること」
これがいい。途中泣きそうになる。
河合さんが倒れる直前。
私はカウンセラーではないけれど、河合さんの関わる人に近い人たちと
いつも一緒に仕事について話をしているわけだけど
私は河合さんみたいなことは出来ないな、って思っちゃう。
もちろんそれは私の役割ではないけれど、それでもこんなに人の話は聞けない。
そういうことが出来る人がいた、ということ自体が感動だなあ。
それと、対談の最後で「次回はブラフマンの埋葬についてお聞きしたいんです」って
河合さんが言っていて、それは、どんな話がしたかったのだろうって思うと
なんだかほんとに涙が出そうになる。
電車の中で笑ったり泣きそうになったり。